「誰の目にも必ず老眼は起きます。 人によって進み方は異なりますが、いわば、”白髪”のようなもの」 そもそも老眼とはどんな病態なのだろう。
「遠くから近くに目を転じたときに、 ピントが合うまでに時間がかかるようになるのが、最初に感じる老眼症状です。 個人差があり、もとから遠視だった人は早い時期にピント調節の不具合を感じ、 逆に元々近視の人には、60代になってもそれほど困らず手元の文字を読める人もいます。」
「ピント」は、水晶体というレンズの厚みを変えることで調節している。 水晶体の周辺の筋肉(毛様体筋)が老化すると、自在に厚みを変えることができなくなり、 ピントが合わなくなってくる。これが老眼。
「若い頃ならどこを見ても瞬時にピントが合ったのに、 年令とともに「じわっと」焦点が合うようになる。 更に老眼が進むと、どう頑張っても近くのものをクリアに見ることができなくなり、 以前より遠ざけないと見えなくなるのです」
老眼の問題は、老眼鏡を使うことで多くの場合は解決することが可能。
老眼の予防はなかなか難しいが、日常生活においては「温める」ことがお勧め。 読書やパソコン作業などで目の疲れを感じたときには、 目を温めるアイマスクをしたり、温かいタオルを目の上に載せると血流が良くなり、 目に関連する筋肉の緊張も取れて楽になる。
他にも、遠くを見ることも効果的。 「夜空の星を見るとピント合わせの筋肉がほぐれて楽になる。」 |