このように、メラトニンとコルチゾールの分泌を考えると、 0時から朝6時が「最も質の良い睡眠を得られる時間帯」となります。 言い換えれば、この時間帯こそが「睡眠のゴールデンタイム」なのです。
ちなみに、睡眠のゴールデンタイムは老若男女、万人に共通です。 子どもであろうが、中高年であろうが変わりません。 なぜなら、ホルモンを出すタイミングを決めているのは体内時計ですが、 体内時計が何によって決まっているのかと言えば、それは太陽だからです。
日の出、日の入りは万人に共通ですから、それによって決められている 体内時計やホルモンの分泌のタイミングも、万人に共通です。 ですから、睡眠のゴールデンタイムが0時から朝6時であることは、 万人にとって共通なのです。
さて、ここまでをご理解いただいたうえで 「理想の睡眠時間」について、考えてみましょう。 死亡率が最も低く、体に最も負担がかかりにくい睡眠時間は7時間です。 ですから、中高年の方々にとっては、1日7時間の睡眠が 理想的と言えるでしょう。
これを先ほどのゴールデンタイムに当てはめてみると、中高年の方々にとって、 理想の睡眠時間は、夜11時半(23時半)から朝6時半の7時間です。 言い換えれば、「眠れようが眠れまいが、この時間帯以外は床に入らずに、 起きていてほしい」ということです。
7時間以上は床にいない。これが「第1の習慣」になります。 中には「何だ、そんな簡単なことかよ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。 しかし、夜11時半(23時半)から朝6時半の7時間以外、床にいないということは、 言い換えれば、1日24時間のうち、残りの17時間は 起きていなければならないということです。
これは中高年の方々にとって、口で言うほど簡単なことではありません。 やることがなく、ただテレビを観ながらボーッと過ごしているだけでは、 1日17時間も起きていることは難しいでしょう。
そこで「第2の習慣」が必要になります。 1日17時間起きているために、日中をどのように過ごすべきなのでしょうか? 次から解説していきます。
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