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「おいしく、多めに食べる」2025年 文月

 

 

高齢者こそ肉を食べたほうがいい

1番の理由は「タンパク質を十分に摂取する」ためです。
(なお高齢者=75歳以上の方々としてます)

 

「肉」といっても、種類や部位によってタンパク質を含む量は異なりますが、
大体総重量の15~23g程度のタンパク質を含んでいます。
これは白米(3%)や野菜(1~3%)に比べると格段に多い数字です。

 

食材としての肉の最大の長所は、タンパク質をたっぷり含んでいる所です。
タンパク質を英語で「プロテイン」と言いますが、
それは「第1のもの」と言うギリシャ語に由来する言葉です。
その名の通り、たんぱく質は人体にとって「第1」に必要な栄養素なのです。

 

たんぱく質は「内臓、筋肉、肌」など人体を形作る主成分となります。
そのためタンパク質が不足すると、内臓の働きが衰え、筋肉が落ち、肌質も劣化します。
さらにタンパク質は免疫抗体、ホルモン、酵素など人体をコントロールする
重要物質の材料になります。

 

むろん肉以外の食材、魚や乳製品などもタンパク質を含んでいます。
「枝豆」は100g当たり11.7gものタンパク質を含んでいるものもあります。
栄養学では1日に必要なタンパク質の量は、概ね男性60g、女性50gとされますが、
この数字は肉以外の食材も含めてクリアすれば良いものです。

 

それなのに何故私が特に「肉食」をおすすめするかというと、
それは肉類が他の食品よりも「コレステロール」をより含んでいるからです。
中年期まではコレステロールが多すぎると、動脈硬化を引き起こすリスクが高まります。
しかし高齢になってからは、むしろ「コレステロール値が高い人ほど健康」
と言うのは医者の間では常識なのです。

 

東京都小金井市で実施された「70歳の人のその後の生存率」の追跡調査によると、
コレステロール値が「やや高めの群(男性190~219mg/dl、女性220~249mg/dl)」
が最も生存率が高いと言う結果が出ています。
コレステロールは人体に不可欠な物質で「細胞膜」を作る重要成分です。
コレステロールが不足すると細胞の再生がうまくいかなくなり
「内臓、筋肉、肌」など体のあらゆる部分の老化が進みます。

 

「食べ方」について

まずは「どのくらい食べるか(=どれくらいのカロリーを摂取するか)」です。
歳をとっても体が必要とするカロリー量は思うほどには変わりません。
必要とするエネルギー量には身体活動レベルの違いで幅がありますが、
18~29歳の男性で2300~2650キロカロリー程必要なのに対し、
75歳以上でも1800~2100キロカロリーは必要です。
後期高齢者になっても青年時代の80%近くは必要なのです。(女性の場合も同率)

 

高齢になると低栄養状態によるフレイル化の方が心配なのです。
厚生労働省が発表した「国民健康・栄養調査結果の概要(令和元年度)」によると、
65歳以上で低栄養傾向の人は男性12.4%、女性20.7%。
85歳以上になると、男性17.2%、女性27.9%の人が低栄養傾向にあるとされています。
低栄養になると心配なのは「転倒」です。

 

タンパク質不足から筋肉量が落ち、ちょっとしたことで転びやすくなる。
そこで高齢者は「腹8分目」ではなく「腹9分目」を心がけてはと提案します。
暴飲暴食は避けながらも食べたいものを食べ、量的にも満足感のある食事を摂る。
それが私の言う「腹9分目」の意味です。

 

メタボが心配

少しくらい「太め」な方が健康に長生きできます。
「やや太り気味(BMIが25を少し超えた辺り)」の人が最も健康であることは
疫学的にはっきりしているのです。

 

アメリカで29年間にわたって行われた国民健康栄養調査によると、
最も長生きするのは、BMI25~29.9の「小太り型」
一方、18.5未満の「痩せ型」の死亡率は、その2.5倍も高かった。

 

日本でも5万人対象の大規模調査の結果
「やせ型の人は、やや太めの人よりも6~8年も寿命が短い」ことが分かっています。

 

80歳の壁(実践編)著者:和田秀樹 参照

 


 

 

確か何時ぞやだったか梅雨入りはしたのだとは思いますが、、、もう暑いっすねぇ〜。。。
2025年に梅雨はあったのでしょうか!?(笑)
お身体ご自愛下さい。

 

今回は和田秀樹さんの著書「80歳の壁」の続編?「80歳の壁(実践編)」から拾ってみました。
この本の定義として、75歳以上の方逹を対象にした意見だそうです。

 

2022年の日本の健康寿命は、男性が72.57歳、女性が75.45歳。
日本の平均健康寿命、その後の為への「対処&対応」になりますよね。。

 

ご参考までに・・・
つづく。